さまざまな検査方法

総合病院などで検査を行う

聴診器

癌はさまざまな場所に発症しますが、骨の中に癌が発症してしまうのがいわゆる骨肉腫です。
この骨肉腫の検査を行う場合、最も多く使用される方法は、X線によるレントゲン検査です。
骨肉腫は、骨に悪性腫瘍ができる病気なので、レントゲンにより骨の状態を撮影し確認を行うことで、腫瘍の有無を知ることができます。
また、骨肉腫は肺に転移しやすい癌です。
そのため、レントゲン検査により肺の状態からでも症状の有無が確認できるのです。
レントゲン検査を行うことで、さまざまな角度から症状を確認することができると言えるでしょう。
また、血液検査からでも症状を確認することができます。
しかし、血液検査を行う場合は、骨肉腫以外の症状である可能性を排除するために行う検査となります。
つまり、レントゲン検査により可能性が高まった場合は、血液検査に移行し、さらに可能性を高めるための検査を行うと言った流れになるということです。
こうした検査から、骨肉腫である可能性がより高まってくれば、CT検査に進むことが一般的となるでしょう。
CT検査を行うことで、骨肉腫自体の大きさを知ることができます。
それにより、症状の進行状況や、他の場所への転移の有無なども知ることができます。
こうした全ての検査については、総合病院など、設備が整っている病院で行うことが重要です。
もし不安に感じるのであれば、早目の検査を行うことが大切です。
検査自体は短時間で行うことができますので、まずは相談を行ってみるべきでしょう。

原因不明でも治療はできる

相談

骨肉腫とは腫瘍細胞が骨の組織を作るという特徴を持った骨の悪性腫瘍を指します。
症状としては初期の場合、筋肉痛と似ている痛みが生じます。
進行していくと、睡眠中や横になっている最中などの運動時以外でも痛みが生じ、さらに腫瘍が肥大化すると発熱や貧血などの症状が出る場合があります。
この骨肉種になりやすい年齢は1日の運動時間が多い10歳代を中心に、下はおよそ5歳から上はおよそ20歳代後半までになります。
上記の年齢に該当する骨肉腫患者はおよそ患者全体の3分の2を占めています。
患者は上記の年齢を中心にいるわけですが、なぜ彼(彼女)らのような若い世代が発症しやすいのか、またはどのような原因で発症するのかという決定的な結論は出ていません。
ただ今現在において、結論に近い説は2つあります。
まず遺伝子要因の説です。
がん細胞を抑制する遺伝子が異常をきたすことによって骨肉腫になりやすいという説です。
次に挙げられるのはフッ素要因の説です。
フッ素を基準値よりも多く摂取すると発症リスクを高めるという説です。
しかしいずれの説も証拠が不足しているので、はっきり結論立てることはできません。
原因はわからずとも、骨肉腫に対する改善策や治療は内科的治療、外科的治療ともにあります。
まず内科的治療によるものとしては放射線治療と化学療法が挙げられます。
放射線治療は術中に行います。
通常の放射線治療では効果がないので、腫瘍に直接当てることにより有効にします。
また化学療法の場合は、抗がん剤治療になります。
一方、外科的治療の場合は、腫瘍を切除することが最優先とされます。
以上が不可能の場合は人工骨やドナーの骨を移植する処置が施されます。
また四肢を切断するケースは少ないです。
よって骨肉腫は改善や治療が可能であることがわかります。
ですので少しでも疑いが出た場合は、すぐに病院で診察してもらいましょう。

早期に発見すること

考える人

骨にできる腫瘍として代表的なものが骨肉腫です。
骨肉腫は悪性腫瘍であることからそのままにしておくと体の他の臓器に転移する可能性があります。
特に骨肉腫は肺に転移する可能性が高いことで知られています。
肺に転移した場合の生存率は転移しない場合と比較して低いことが特徴です。
そのことからも肺への転移をいかに防ぐかということがポイントとなります。
治療については外科療法と化学療法を組み合わせて行います。
外科療法によって腫瘍を取り除き、化学療法によって転移を防ぐという治療です。
かつては外科療法によって手や足の一部を切断するという治療が行われていました。
なぜならば腫瘍がある部位を温存すると再発の可能性が高まるからです。
しかしながら今では化学療法の発達によって温存したとしても適切な化学療法を行えば再発の可能性は大きく下がりますし、生存率は高い数値を示しています。
なお、5年生存率については発症した後転移がなく治った状態である人が7割を越えています。
かつては不治の病と言われていた病気の一つですが医療の発展によって改善されていると言えます。
予後について考えておくポイントは体の他の部位にがんが発生した場合に骨への転移が起こりやすいということです。
そのことからもがん検診などを受診する場合には骨肉腫の治療を受けたということを伝えておくことも大事です。
いずれにしても骨肉腫は早期の段階で治療をすることで確実に治る病となってきています。